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2018.10.20ブログ

日本舞踊の1回目のお稽古って何をするの?

誰だって初めてのお稽古は不安ですよね。

特に浴衣もほとんど着た事がなかったり、いきなり難しくて付いていけないんじゃないかとか・・

そんな方に、シュミレーション(^^)
麻春会の初めてのお稽古はこんな感じです!!

時間の枠が空いていれば2枠使います。

初めまして!
なので、私はゆっくりお話しする時間を取りたいと思っています。

「一般コース」の方も「役者コース」の方も、それぞれ目的があると思うのでお稽古経験の有無や質問含め何でも言ってくださいね。

私からは、麻春会のシステムや(予約の取り方やルールなど)、お稽古中のマナーなど必要な事を栞にしてありますのでご説明します。

浴衣や着物など、今お持ちのもので対応できるかも一緒に確認します。

今後揃えた方がいい物に関しては、買う時のポイントもアドバイス。

どこに買いに行けばいいかわからない場合は、お時間頂ければこちらでご用意する事も可能です。

最初から頑張って、いらないものまで買ってしまったりすると勿体無いですからね。

特に浴衣や着物は、「裄」がかなり重要になります。
お祭りに行くなら短めでも構いませんが、日本舞踊ではよくお袖を持ちますので少し長めをお勧めしています。

一通り、持ち物をチェックしたら早速お稽古着に着替えます。

そう!着付けです!

ご自分で、ササっと着物を着られる方はお着物で。
着られない方はまず浴衣から始めましょう!!
(しつこいですが、最初から無理しないで下さいね)

個人差はありますが、ここまででかなり時間は使います。

残りの時間で・・

まずは、ご挨拶の仕方です。

礼で始まり礼で終わる。和物の心得です。
師匠にはもちろんですが、同門同士もお稽古場では手を付いてご挨拶します。

正座して手をついて・・現代の日本の生活では無くなってしまいましたもんね。

そして襖を開けて入る。

これもお稽古します。
和室が少なくなった今、ご自宅に襖がないのも珍しくありません。(私の自宅もありません)
あっても立ったまま開けますもんね。

お稽古場に着いて、座って襖を開けて入り師匠にご挨拶。
同門にもご挨拶。

こんな何気ない立ち居振る舞いも、とても大切です。

そして、踊りの基本に移っていきます。

立ち座り。
歩く。

1回目でここまで行けばいい方ですね。

「なぁ〜んだ、すぐ踊るんじゃないのか」
と、ガッカリされましたか?

確かに「楽しそう」とは程遠い感じかもしれません。

でも、私はどんな目的の方でもこれが「楽しい!」への近道だと思っています。

何事も基本が大切。

それを無視して続けていても、結局上達しません。

上達しないと楽しくはなりません。

あ、い、う、え、お

と正しく発音できないのに、「最初から台詞を言わせてよ!」なんて言わないのと同じですよね。

2回目以降は、基本を復習しながらお袖の持ち方や、お扇子の扱い方を覚えます。

そして、それがすでに踊りの一部なんだって気が付きますよ!

この基本は古典舞踊も歌謡曲で踊る新舞踊も変わりません。

最初のお稽古内容、イメージできましたか?

個人稽古です。
付いていけないなんてありません。

変わっていくご自身を、どうぞお楽しみ下さい!!



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