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男性の場合、2〜3曲目にやる事の多い曲が「長唄 雨の五郎」‼️
曽我兄弟の弟、五郎の踊りです。
若々しく、男らしい形がたくさんありますので基本を学ぶにはいいですね。
うちの男子も3曲目に挑戦中です。
役者さんです。
立ち回りも学んでいますので、自前で大刀・小刀を持っています。
振りが上がりましたので、大小を付けてみました。
本来はもっと大きな(長い)刀ですが・・
お腹の前に刀がありますので、手の位置が理解しやすくなります。
口で「刀があるんだよ!!そんな所に手は出せないよ!」と注意するより手っ取り早いですね。
ねっ、言った通りの手に位置になるでしょ⁉️
そして、舞台では下駄を履きます。
足袋で踊るのと大違い。
傘だって本当はもっと大きいです。(これは稽古用)
日本舞踊は、曲によっていろいろな小道具が登場します。
観ている方は楽しいですが、小道具を自分の味方にするまでは扱いが大変です。
とにかく仲良くなるしかありません。
そう!上手く使いこなせるまでお稽古します。
1番多い小道具は何と言っても「お扇子」です。
最初は広げる事もできないぐらいですからね。
夏に仰ぐお扇子とは違います。
「舞扇」
武士に取っての刀と同じぐらい大切に扱います。
お稽古中暑いからと言って仰ぐ事はありません。
踊りの中では、傘に見立てたり、お銚子になったり、盃にもなります。
お客様にそれが伝わるように扱います。
たくさんある小道具の事、これから詳しくお話ししますね。
雨の五郎の「出」のスタンバイです!!
