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日本舞踊やってみたいけど・・・・。けど?
気になることはいろいろあるけど、その中でも「お金」の事って聞きにくいですよね。
やっぱり気になりますか?
「日本舞踊はお金がかかる」ってよく聞きますもんね・・
月謝以外にどれだけお金がかかるんだろう・・って悩まないように項目にわけて、解説含めお答えします。
麻春会はどうなのかだけ知りたい方は、
赤字の所だけお読み下さいね!
入会金
無料~2万円といろいろですね。まず、入会金って日本舞踊だけではないですからね。
月謝と相場があっていれば適しているといえるでしょう。
ホームページにもある通り10000円です。お稽古に相応しい舞扇と必ず必要になる手ぬぐいを進呈しております。
どのお教室も新しい方をお迎えするにあたり、結構準備があります。最初のお稽古は、時間も多めに取りスムーズにお稽古に通って頂けるまではサポートしています。その分の手数料と思ったらご納得いただけますかね?
最初にいろいろ買わされる?
お稽古着の事ですよね?浴衣や着物を持っていない方にとっては、ドキドキしますよね?
浴衣は必要になってきますが、いきなり着物は必要ありません。スポーツジムに通うのもバレエやゴルフを始めるにもふさわしい服装は準備しますよね。
その感覚で大丈夫ですよ。
体験稽古の時は一式お貸しします。入門になったら、必要なものを(安く)買える場所なども伝えます。少しづつ揃えていけば大丈夫です。
たまに自分の買い物の時に弟子の分も買ってくる時があります。(バカが付くほどお人よし)私も最初は着物を持っていませんでした。先に芸能のお仕事はしていたので浴衣はかろうじて持っていましたけど・・
どんどん慣れてきたら、着物や浴衣をそろえる事も楽しくなりますよ!
舞扇と手ぬぐいは入門時に進呈していますので、最初に揃えるものは他にありません!
年会費
これも、各教室それぞれですね。使い道もそれぞれ。
なので私の師匠の所のお話を。
前期10000円、後期10000円でした。ちゃんと会計係がいて年末に報告書も来ていました。御宗家への季節のご挨拶(後程説明します)、小さい発表会の時の会場費(これも後程)、同門の冠婚葬祭時、などでした。全て、個人で用意したら大変!・・と思うと無駄な出費ではありません。
日本人として、社会人として、ちゃんとしたお付き合いの仕方を学ぶ・・これも和の習い事の美しい事柄の一つだと思います。
結論から言うと設定しておりません。(無料)
が、悩むところです。上記の事に理解を得られれば先に集めておいた方がお互いに楽だと思います。
悩むタイミングとしては、発表会の時と冠婚葬祭があった時ですね。
例えば、お友達が結婚したとか親族が亡くなった時には気持ちを届けますよね。
一緒にお稽古している同門は、仲間であり友人でもあります。よく「こんな時どうしたらいいですか?」って相談も受けます。
案外、御祝儀袋の書き方とか知らないみたいですね。金額の相場も。
その都度、アドバイスするんですが「こんな時年会費があったら一々集めなくても済むんだけど・・」と話にはなりますね。(私は別に用意します)
会の(教室の)運営費という見方もありますが、決して師匠の懐に入るわけではありませんからね。
設定しているから悪い、していないからと良いと言う判断にはならないような気がします。
皆さんは、どう思いますか?
追記:2022年から、メンバーが自主的に年会費を作りました。上記のまま、その都度集めるより「年会費」として会計係が預かっておく!年末に精算!という仕組みを作りました。が、少額です。
季節のご挨拶
季節のご挨拶って何?って思われます?
お中元、お歳暮、お年賀などなど・・習慣がないとビクッとしますね。
私は舞台で育っているので、避けて通れない世界にいます。正直言って、毎回毎回出費が・・と嘆くこともあるんですが(あくまでも舞台での話です)「常識」になっているので・・
初日祝い、中日(公演期間の折り返し)、楽屋見舞いと数知れず。あっ、頂く事もありますけど。
日本舞踊のお話に戻しますが、これもお教室によってそれぞれ。
ただ、「常識」として捉えられている可能性もあるから確認したくても
「私は、貴方に(師匠に)お中元を渡すんですか?」とは聞きにくい!
最初に「季節のご挨拶やお礼は月謝程度」となっている事もありますね。
同門の先輩に聞くのが1番いいと思いますが、ある場合は夏と年末にご挨拶としてお渡しして下さい。多分師匠の方も、何かの形でちゃんと皆さんに配りものなどをしているはずですよ。
「なんで!!お稽古に通っているだけなのに!」って思う気持ちもわかります。
でもこれも、冠婚葬祭と時の同じで「気持ちを形にする」大人のマナーだと思えばどこに行っても、何があってもキチッとできる人間になるチャンスです。
「無駄なお金」にしてしまうかは、自分の心がけ次第かも・・って思えるようになりました。(私も正直言ってきつい時もありましたので)
設定するもしないも、1人増え2人増え・・でできた団体なので私自身何も考えていないまま現在に至ります。
麻春会で初めて和のお稽古ごとに触れ、ここで大人に(?)なっていく年齢の子が「季節のご挨拶は?」なんて言葉を口にするわけありません。
なので、「いらないよ」と言った覚えがないまま、存在していません。(ここ笑うところです!)
ただ、先にお話しした通り日本人として大切な事だと思っています。なので意味と普通はこうなんだよという説明はしました。
ちなみに、私は毎年お年賀を用意しています。又、1年頑張りましょうねって気持ちを込めて・・
習慣がない方は、なかなか上手にお返しができないみたいですね。金額じゃないんですよ。気持ちですからね。
お礼
これも、慣れないと難しいですね。又同じ話になりますが「気持ちを渡す」「日本人としての大人のマナー」は学校や会社よりも和のお稽古事で学べる気がします。自分の為に動いてもらったことに対しての「お礼」です。
日本舞踊のお稽古で「お礼」と言えば「発表会」の時ですかね。
後は、お名前をいただく時、名執試験や師範試験を受ける時ですね。
(名執の事は、これから日本舞踊を始めてみようかな~の方には必要ない話なので又改めて記事にしますね。)
季節のご挨拶同様、お礼は月謝程度でとなっているところが多いでしょう。
いつも以上に自分の為に動いて頂いたのに、お礼を渡したくないって思いますか?
季節のご挨拶同様、設定する事無く現在に至っています。(みんなにその習慣もなく・・)
が、やはり発表会の時の会主(私)の仕事量は半端ありません。フィナーレの振付をしても追加のお稽古日を設けてもご奉仕???になるのかとたまに考えております。なるべくみんなの出費を抑えて、うまくできないものかと試行錯誤の日々です・・
たまにしか発生しない事なので、少し頭に入れておく程度でいいと思います。
やってもいない方がイメージで「日本舞踊ってお礼とかで大変なんじゃない?」って言うのであえてご説明しましたが・・
発表会
さぁ、出ました!
お金がかかると言われる一番の項目!
お話したいことが山ほどあるので、別記事にしたいとおもいます!
「え~」の方の為に一言だけ!
「ピンキリです」
「誰でも始められる日本舞踊!」「踊っても観ても楽しい日本舞踊!」
をモットーにしている麻春会は、お金をかけずにどこまでできるか!に挑戦しているような団体です!なので心配ご無用です!
後書き
私は、日本舞踊はお金がかかるって噂も耳にしないまま「好き、上手くなりたい」と言う事だけで日本舞踊の門をたたきました。すでに舞台で踊っていましたからね。仕事上でも必要な事だったので。
私が紹介で入った師匠は流派の上の方のいわゆる「大きい師匠」でした。
上の項目がどうだったかはお察し下さい。
でも私は、この師匠だったから日本舞踊の常識を知らないこんな私でも続ける事ができた、結果的に師範まで取ったのは師匠の弟子だったからだと思います。日本舞踊を活かして舞台の仕事をしている事を応援して下さいました。
感謝しかありません。
「日本舞踊教室」は大人になってからの学校です。さまざまな年代の方が付かず離れず、辞めない限り何十年もの間人生を共にします。
私が教え始めた時から、強く思っている事。
誰でも始められる日本舞踊にしたい!
私が大変だったと思う事をなくす!
お金持ちしかできないなんておかしい!
その結果が「麻春会」です。
日本舞踊はお金がかかると独り歩きしているこの言葉、そう思う時もあるけどそこにはちゃんと意味があることもわかって欲しい。
なので、皆さんの気持ちを考えながらよくある例と、麻春会の場合と、
続けたいけどみんなみたいにお金持ちのお嬢さんじゃないし。
アルバイトをしながら芸を身に付けたいと頑張っている役者はどうするんだ。
と思いながらも師匠のおかげで教える立場になった私の考えを含めてお話しさせて頂きました。
わかりやすく言っちゃっていいかしらぁ~!?
日本舞踊やりたいけど、やっぱりお金の事が心配って方は悩まず麻春会にいらっしゃいませ!