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2020.06.20よくある質問

日本舞踊とお金・・気になる「発表会」の事(最後に楽しい動画あり)






皆さんが気になりながらも、質問しにくいお金の事・・
特に「発表会」の事をお伝えします。










そもそも発表会って何?





簡単に言うと、お稽古した成果を発表する舞台です。










必要あるの?





自身を持って言えます!絶対必要です!
1度出演すればわかるさ!って言えれば楽なんですがそうはいきませんよね。

まず、日本舞踊を始めるキッカケは人それぞれなのはお伝えしてきました。
では「続けて」いく秘訣は?
上達して、それを評価されてさらにモチベーションを上げる事です。
舞台の上でしか味わえない達成感と、本番に向けてお稽古する時間は何にも代えられないものです。
これは、誰でも同じだし日本舞踊以外でも覚えがあるでしょ?

料理を作って1人で食べるより、何度も失敗しながら上達して誰かに作って「美味しぃ~」って言われたら頑張って良かったとか又頑張ろうって思いますよね? それと一緒。





実はそんな私も、習い始めの頃ほとんど発表会に出演してきませんでした。
1ヶ月公演の商業演劇がお仕事のメインでしたので、公演中もしくは東京にいないなどの現実があったのですが、どこかで「私は踊ってお金を頂く為に日本舞踊をやっているのに、どうしてお金を出して踊らなきゃならないのか」って思っていました。
そんな考えも間違ってはいないと思うのですが・・

今役者さんに言える事としては、お金を頂ける芸を身に付けるためには会に出るべきだと思います。商品価値を上げるための自己投資です。
お仕事で踊ることになっても、好きな曲を選び自分1人で踊る場は巡ってきません。それこそ、舞踊家と名乗れるならばいつかそんなチャンスもあるかもしれませんがそこにいくまではその経験が大切です。










お金がかかるって聞くけど・・





はい。よく聞きますね。
一言で言うと「ピンキリ」です。この言葉が一番怖いですよね。
そしてまず付け加えたいのですが、「お金がかかる」のではなく「お金をかける」に言葉を変えて欲しいのです。

私はよく結婚式を例に出してご説明しています。
それだけでピンと来る方もいらっしゃるかな?
結婚式はお金がかかるからやらない!になる必要ありますか?

う~んとお金がある方は、海外でもいいし、大きなホテルで豪華な式をあげればいい。
そうでない方はそれなりに・・いくらでもやり方ありますよね?
どんなパターンでも、思い出に残る素敵な1日になるはずです。





日本舞踊の発表会でも同じです。
大きい会は、国立大劇場で地方さん(生の演奏)付きで、顔師さんに白塗りしてもらい歌舞伎役者さんと同じ衣装を着て鬘ものせてあの空間を独り占め!
お客さんは自分の事しか見ていない!(客席数1000とか)
→豪華なホテルで結婚式バージョン

中ぐらいの会は、東京でいうと区の施設内のホールとかで音源は録音、自分の支度は上記バージョンにするか、素踊りという自分の着物に自頭(ヘアーメイクさんあり)を選べたり。(客席数2~300とか)
→結婚式場でランクは自分たち次第

小さい会は、稽古場和室の小さな舞台や宴会場を会場にして、音源も録音、素踊り、照明も無し、設置も運営も自分たちで。(客席数数十名)
→レストランで身内と近しい方だけ。





わかっていただけたら嬉しいです!
ただ「お金がかかる」って言われ続けるこの辛さ・・

何を選択するかで雲泥の差。いろんな形があるのです。もちろん、お金をかければ豪華になるのは確かです。
大切なのは、「発表会」に出演して日本舞踊を続ける目標を持つ事です。
本番に向けて努力の幅が広がり、緊張の中舞台で別人のように変わっていく麻春会メンバーの姿を毎年見ている私は自身をもって言えます!





やっぱり、舞台には魔物がいます!まさにマジック!










そこで問題!





自分にあった形で「発表会」に出たくてもね・・
規模は自分で選べないんですよね。

これ大問題ですよね!どうすればいいか・・
(あっ、その前に!今のご時世、最大の会を開催する師匠は以前より減ったと思います。合同でやったり、流派の家元クラスだったり。)

その教室が普段どんな発表会を開催しているか調べれば安心ですね!










麻春会の場合





さぁ~ここまで説明してやっとご紹介できます!
2020年現在、過去に8回開催してきました。
少しずつ人数が増えて、「いつか発表会ができたらいいなぁ~」って思った半年後に強行突破で開催した1回目が本当に懐かしい!
5回目の時に思い切って中ぐらいの規模、「南大塚ホール」で2部にはショーまで作り頑張りました。
が、それ以外はお金をかけなくてもここまでできるぞ!の見本のような(自画自賛)会を小さな規模で開催しています。

バイトも頑張りながら役者を目指している方でも安心して勉強できる場所ならではだと思います。
実際私も、大きい規模の会を開催できる師匠の下でいろいろ悩みましたから・・

百聞は一見に如かず!





「誰でもできる日本舞踊!」
「踊っても、観ても楽しい日本舞踊!」





https://youtu.be/GMsOQq1AiiY





お楽しみください!


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