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2020.07.12レッスン情報

日本舞踊のテイクアウト?飲食店の皆様と同じ想いです!


約3ヶ月続いた日本舞踊の動画でのお稽古。
今は、ほとんど対面でのお稽古に戻っています。
もちろん、お互い無理せず対策は練って工夫はしています。マスクで踊るのはやはりつらいものがありますが、そんな事は言っていられません。途中、汗をふいたり水分補給の時間も取ってもらいながら頑張っております。





今回初めて導入した「動画稽古」。新しい発見もありました!メリット・デメリットをお互い理解しながら進めていく必要がありますのでまとめてみました。
その上で一番大切な事は忘れずに、最終目的を「対面稽古」として、進化しながら取り入れるのなら日本舞踊を続けていく道の一つになると思います。





苦肉の策の動画稽古





写真だとパソコンを使いこなせる人みたいで嬉しい!




お稽古場が使用できなくなった4月。その日はいきなり来ました。
すでに、お稽古日も6月まで取っていたしお稽古予約も入っていました。
振付する舞台の延期の話も重なり、とにかくどうしたらいいのか頭を悩ませる日々でした。

こんな時に日本舞踊をやっている場合じゃないって思う方もいらっしゃるかな?

でも私に取っては生きがいだし仕事です。
そして、ずっと頑張ってお稽古を積み重ねてきた麻春会メンバーに自粛中でも「いつも通りに続けている事」として日本舞踊を残したいと思いました。

会ってお稽古できないなら、今までご法度だった動画でのお稽古に切り替える決心をしたのです。今でこそ、オンラインやリモートレッスンと言う言葉が飛び交っていますが・・





なぜ動画がご法度なのか





普段のお稽古から、私を撮るのは禁止しています。
便利な世の中になり、断りなく写真を撮ったり動画を撮ることに抵抗がなくなっていますよね?それが失礼という以前に、私の動画を撮るなら今時間を共有する意味はないし生身の人間が出す空気感は一緒に踊っている時しか盗み取れません。
なぜダメなのか、の前に撮る理由はなんでしょう。

「振りを覚えられないから」

ですよね?もちろん撮りたい気持ちはわかるんです。覚えたつもりでも忘れたら見返す事もできるのでほとんどの方が真面目な気持ちなんです。

そこまでして頑張ろうとしているのに、それをNGにするのは申し訳ないのですが・・

日本舞踊を始めた目的は人それぞれでも、「楽しい」と感じるには「上達する事」が共通事項です。
では上達って何かと言いますと、スポーツではないので勝ち負けではありません。
まずは、基本の形を繰り返しお稽古して身体に染み込ませる、そして振り覚えを早くする事です。自分のお稽古時間内に、与えられた振りを覚える事に集中する事が大切。(ちゃんとレベルにあった分しか進めませんから大丈夫です。)
私と一緒に踊って、目で見た形や手順を頭から身体に命令する神経を作るのがお稽古の最初のミッションです。ここに時間がかかるのは誰だって同じこと。

そして、そこに動画は必要ないんです。撮れば、それに安心してお稽古時間内に覚える事をやめてしまいます。そんなことないよ!と思うでしょ?でも、みんなそうなってくるんです。

動画を撮っていいのはプロだけ!仕事で1度に何曲も覚えるプロは次回のお稽古で迷惑かけないように保険で撮ったりしますが、稽古中にサッと覚えます。そして必ず、完璧にしてきますね。

プロと言ってもね・・私の仕事現場の商業演劇(プロの集まりじゃなきゃいけない場所)。私の出演中でさえ、日本舞踊もやっていないのに踊る場面に加わった出演者にアドバイスを求められます。隅っこで、踊ってみせると「あっ、動画撮っていい?」って普通に言われるんですよ。「ごめん。私を撮ると10万なんだ」って冗談で返しますが・・。私がちゃんと目の前で踊っているのに、見ようともしない踊ってみようともしない。もし動画を撮ったって切羽詰まった状態なのでちゃんと見るとは思いますが、次の日に踊れるようになっている訳ありません。そんな人に限って、頑張ってます風にいろんな人に聞いてまわり結局千秋楽まで上達せずに終わってます。
↑厳しい意見ですが、あくまでも仕事の現場でのお話です。
お稽古場は、お稽古する場所なので前提が違いますからね。

ただ、自主練で自分の踊りは撮ってみた方がいいと思います。もちろん私もなんですが、やってるつもりの事が全然できていなくて(やっているんだけどそうは見えない)愕然としますしダメ出しをもらった意味が解ります。
自分で気付くって本当に大切です。





麻春会の動画稽古の結果





では、動画稽古をしてみてどうだったか・・

全体的には、みんな本当に真面目に頑張りました。親心ですがただただ健気・・(泣)
環境がある人は、自分で踊った動画を送り返してきます。そうするとダメ出しまで送り返せます。
一緒に猫ちゃんがいたり、犬が通過したり、青空をバックに、なんの演出?って思わずツッコミを入れたよなムーディーな照明の下だったり・・みんなの「工夫して撮る」に癒されました!

残念ながら撮れない人は、私が送って終わりという状況でした。

でね!今までの私の経験もあわせて今回思った事は「ちゃんとやる人は、どんな時でもちゃんとやる!」って事です。よく、たらればを言う人いますよね。もちろん私だって言いたくなる時はあるのですが、やっぱり自分が行動できないのを何かのせいにしてはダメですね・・。





みんなの感想





順番に始まった動画稽古あけの対面時は、少し長めに時間を取り近況報告も受け動画でちゃんとお稽古できたかの確認から入りました。
結果的に(まだ全員と対面していませんが)みんなちゃんと手順はできていたのです!緊張して寝られなかったとか、震えながらいきますって人もいたけど(笑)
そして、対面稽古を終えほとんどの方が言いました。





やっぱり対面稽古がいい!





って。
私はそれが正解だと思っていますし、そうでないといけないと思っています。
ただ、いろいろ話していて動画稽古のいい所も見つけられたので今回試してみて良かったとも思います。





私目線の感想





✅いつもは横にいる人に手順を伝えようと踊っているのに対して、本番仕様の踊り方を見せれる事が出来た。残念だけどお稽古していても、普段日本舞踊をあまり見る機会がないみんなの、イメージトレーニングになってくれればいいなと・・
✅動画を撮るにあたり、残ってしまうので間違えるわけにはいかず(汗)自分の稽古にもなり有難かった





ただ・・

✖基本訓練中の新しい方には難しかったんじゃないかと・・「曲付きで踊る」・「振りの手順を口頭で説明」にプラスして「振りの基本動作」の動画も付けましたが身体の使い方はやはり直接じゃないと説明できませんからね・・

✖振りの完成度合いによっては、次の稽古は進まずに繰り返し稽古するのに動画だと進むしかないのが心配だった





みんな目線の感想





✅自粛中のストレス解消になった ←これは本当に良かった!

✅動画だと何回も先生の踊りを見られたので覚えやすかった ←そりゃそうだよね(泣笑)

✅普段のお稽古では自分のことで一杯で、先生の着物をまじまじ見ていなかったけど毎回違う着物を見て着物に興味がわいた ←実際自力でお太鼓を結べるまでなった!!素晴らしい!





と、「対面稽古に勝るものなし」ではあってもちゃんと日本舞踊を上手に続けることができたみたいです。

そして、「手順を覚えてから形をなおす」の手順はすでに覚えているので動画では伝えきれなかった事含め、形をなおすから入れたので続けただけではなく確実に前にも進めたんだと思い安心しました。





日本舞踊の動画稽古は飲食店のテイクアウト!





今までテイクアウトをやって来られなかったお店も始めましたよね・・
もちろんお店を維持しなければならないからですが、やはり皆さん、本当はお店に来て頂きたいはずです。
そして、新しいお客様に自分の料理の味を広めたい気持ちを持っていらっしゃるはずなんです。

こんな時でも、止まっている訳にはいきません。常連さんにも忘れて欲しくないし、新しいお客様も見つけたい。
ただ、テイクアウトで自分に自信があるものをいい状態で提供できるか悩みますよね。自分の接客、食器、盛り付け、お店の雰囲気で完成する料理をプラスチックケースに入れて提供する。
そこから先は闇。温めもせず、結局食べもせずじゃ良さは伝わらない。

せめて綺麗な食器に盛り付けて、上手に温めて合うお酒と共に召し上がって欲しい!そして、美味しいと思ったら次は是非お店に来て欲しいって。

今回日本舞踊の動画稽古を始めてみて、「あっ、これは日本舞踊のテイクアウトなんだ!」って思ったんです。だから迷ったんです。

普段は、雑談も交えながら絆を深め、自分に集中する贅沢な時間を過ごしてもらい、接客の代わりに私が直接細かく指導する。その中に日本舞踊の楽しみを見つけてもらっていますからね。

そして、動画を送ってからが闇(笑)
それをどのように利用しているのか、本当に日本舞踊の良さは伝わるのか、楽しいと思えるのか・・

これもお店と一緒で、常連さんにはすでに良さがわかってもらっているので安心ですが入門したばっかりの方は心配でしたし。
新規の方にはさらにね・・

皆さんもテイクアウトした際には、そこにたくさんの想いが詰まってることをチラッとでも思い出して下さいね!(お願い!)





さぁ、これからの麻春会稽古は!





もちろん今いるメンバーには、対策を練りながら対面稽古を続けてまいります。
が、健康が一番です。状況をみながら臨機応変にすすめていきます。

臨機応変の中には、再度の動画稽古も考えておかなければなりませんね。
ただ送るだけではなく、直接オンラインでつなげてのお稽古も頭にはあります。
でもすべての家庭でその環境が作れるのかは難しい問題です。

そして、今気になっているのが新しくお迎えしたい方たちへの思いです。





見学や体験稽古も受付ておりますが、自粛の気持ちがある中最初の一歩を踏み出してもらえるのか・・
これが本当に残念です。





こんな時こそ自分の為に何か始めたい!





自粛の中、皆さんいろいろ考えさせられましたよね。
「生きる」ための自粛。その先には必ず「生きがい」が必要です。自分らしく過ごせる場所。自分の為の時間。なんて幸せな事なんでしょう。

何かに縛られて進めなかった事を、こんな時だからこそ始めたい!
もしそこに「日本舞踊」が入るなら、私は対面稽古を目標にしたオンライン稽古も有だと思っています。

対面稽古にはかなわない事も正直にお伝えした上で・・動画稽古の経験から、ちゃんと前には進める事もわかりましたので!





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そこから、電話でもチャットでもやり取りできますので、ご相談でやり方を提示させていただきます。
動画の送りあいでもでも、オンラインでも・・





私はどんな環境でも、前に進みたい人の味方です!






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