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2020年6月に開催予定だった9回目の会。
このご時世で開催自体も悩みましたが、本当にやって良かった!という結果になりました。
本当にありがとうございます。
感染対策係も作り、お客様にもご協力頂きました。(皆さんも慣れたもんです)
客席数も減らし、構成も工夫して休憩入れて2時間以内。
大変ですが、今でもできる事はあります。前に進めます!
まずは無事に終わったご報告兼ねて「日本舞踊の発表会」の様子をお伝えしたいと思います!
なんでも自分たちでこなす!
「日本舞踊はお金がかかる」
この言葉の独り歩きを止めようと、いつもご説明しております。
「かかる」のではなく「かける」のです。
今回の会は、稽古場で使用している和室の舞台。規模は小さいです。(想いは大きいよ!)自分たちでできる事は頑張り、お金を「かけない」方針で動きます。
お手伝いを呼んだり、プロに来ていただければ、踊りに集中できるし楽なんですがみんなで力を合わせるのも悪くありません。
「手作りの会」です。
作る案が出た時、面倒になるのをわかっていてどうせなら定式幕にして!とお願いしちゃいました。「麻春会」も手刺繍ですよ!ビックリですよね!
幕を飾る器具も、舞台に一切傷や穴を開けずに設置できるようになっています。
この幕を付けた途端に、立派な舞台に早変わりです!
(人数が増えるとこうやって可能性が広がるんですよね。私一人の力でできる事は限られているので本当にありがたいです)
衣装さんの手も借りません。
ただ、毎年着付けに関してはみんなのレベルが追い付かず課題になっています。
普段着られると思っていても、残念ながら舞台に上がる着付けには及ばず・・
しかも、人に着付けるんですからね。
先ほどの、裁縫プロ級の彼女と私で手分けしての着付けです。
これをできる人を増やすために、麻春会の「着付けコース」では「綺麗に着つけてあげられましたか?」と「早く着せてあげられましたか?」のチェック項目があるんです。
組になって着せあえれば時間も短縮できます!
「役によって変わる襟合わせを理解できましたか?」
普通の着付け教室では必要ないと思いますが、本番用の着付けでは役によって襟の抜き具合と合わせ方が変わるんです。みんな同じ着方ではないんですよ。知れば知るほど面白いです!
開場前にやること
あくまでも麻春会の場合です。
ゆっくり美容室でヘアーメイクして着付けてもらったら後は会場入りして踊るだけ・・という会もありますからね。
(という事は金銭的に・・なんですが、どっちも正解です)
限りある時間を有効活用するためには、ヘアーメイクは各自自宅でできるところまで済ませます。(私も普段より頑張って結い上げて、着付けも済ませて会場入りです)
集合の後は、今年限定になればいいのですが検温や手洗いを済ませて会場内の除菌と換気!
そして、先ほどお伝えした通り舞台と客席の設営と着付けです。
↑↑
ここまでがちょっとバタバタします( ;∀;)
そして、全員仕度が終わったら・・
これも今年限定になればいいのですが、最初で最後の全員揃ってのフィナーレ稽古!
♪瑠璃色の地球と♪ショーがないね節
振付~稽古は個人、たまたま揃った少人数でしかできませんでした。
ただ、指導しているのは私1人。カウントも、気持ちの方向性も共通して伝えています。だから、立ち位置の最終確認さえすれば、あうはず!はず!はず!
その後は、下ざらいと呼ばれる最終稽古日にも本番通りの通しができませんでしたので「踊り抜きの開場から撤収までの動線シュミレーション」!!
スタッフがおりませんので、誰が時間を見るのか誰がビデオ係にキューを出すのか、客電落とす人、踊り終わってすぐフィナーレのアナウンスをする私の小道具を受け取ってくれるのかなどなど・・
ここまでやる団体は少ないかもしれませんが、段取りよく進行してお客様に気持ちよく見て頂きたい思いです!
その後の大切な時間
いくら準備万端にしても一番大切なのが・・
もちろん「踊り」です。
ここでやっと改めて集合してのご挨拶。
すでに衣装を着ていますので皺など気になるんですが、落ち着いて座ってもらいます。
そして気持ちの切り替えを促します。
時間道り準備ができましたので、開場まではバタバタせず和の心になり休憩と最終チェックを。
ゆっくりする人もいれば、最終確認する人もいる。
とにかく心のザワザワをなくす事。
本当は呼吸法を取り入れたヨガでもやりたいところですが全員着物なので( ;∀;)
恒例の集合写真
開場前にカメラマンが到着!これは出演者が兼ねられませんからね。いつも来ていただいている方です。
まずは集合写真。
去年から引きずっていた9回目、ここまで漕ぎつけたからか・・
元気に集まれて開催できた証の写真。
なんだか感動してしまいました。(すみません、私だけの話です)
さぁ、後は開演を待つばかり!
カメラマンに撮って頂いた写真を整理できたら本番の様子もお伝えしたいと思います。