090-2245-0481
「日本舞踊を始めたい!」と思ったキッカケ次第で目標が決まりますよね。
〇〇みたいに踊ってみたい!って。貴方にとって〇〇って何ですか?
ではどちらの教室を選べばいいのか・・
私にとっては、どちらも日本舞踊なんですが教室がわかれている事の方が多いのでご説明します!
古典舞踊
多くの皆さんが「日本舞踊」と感じているのが古典舞踊だと思います。
長唄・清元・常磐津などの三味線や太鼓の音楽で踊る舞踊です。
歌舞伎役者さんが踊っているのがまさにこれです!
綺麗な衣装や鬘・・そしてしなやかな手先やダイナミックな動き!
歌舞伎ファン・ご家族でやっていらっしゃった方がいる・お友達の舞台を見て憧れたという方は迷わず普通の古典を選ばれるのかな?
新舞踊
そして新舞踊というジャンルになるのが、三味線音楽にかわって音楽が歌謡曲になります。一昔前は「演歌」というイメージでしたが今はポップスやアニソンなど・・いろんな意味で自由な感じですよね?
衣装一つ取っても、古典舞踊は曲によって決まっていますが(範囲内で色や柄を選択する場合もありますが)新舞踊は自分のイメージでオリジナルOK。
新舞踊の発表会以外では、主に大衆演劇のショーで見られますよね!
どちらを選べばいいのか
教室がわかれている事が多いので、先に選ばなければならないなら先に書いた通り何に憧れたかで選ぶしかありませんよね。
私は、新舞踊の教室に通ったことはないのですがほとんどの師匠は古典舞踊の流派から独立して新舞踊の流派を立ち上げた方だと思いますのでメインは新舞踊でも、古典舞踊もお稽古している教室も多いかと思います。
麻春会の場合
結論から言うと、両方OKです!
まず、入門の際日本舞踊を始めるキッカケや目的をお聞きしてお稽古内容の方向性を決めていきますので「どっちがいいかもわからない」方もご心配なく。
そして大切な事なんですが、どっちを選ぼうが「基本は同じ」という事です。
強い希望がない場合は、古典舞踊でしっかり基本を学んでみるのもいいと思います。
その後は、ご希望通りに!そして交互にお稽古する手もあります。
「麻春会」という名前の由来は役者としての芸名麻倉ゆうきの"麻"と、日本舞踊名の藤間勘奈春の"春"を取っています。
古典で学んだ基本の大切さを忘れずに、ショービジネスで学んだ華やかさや楽しさをお伝えしたいと思っています。
藤間流の名前を使わずに教えているのは、麻倉ゆうきとしてお仕事をしている延長で自然に始まったことに過ぎないのですが、今となってはいい意味で自由に私らしく踊りと向き合える場所を得られたと思っています。(*1)
私はずっとショーの仕事をしながら、藤間流のお稽古に通っていました。(*2)
よく歌謡曲で踊ると芸が荒れると言われることがあります。私は「荒れる」と言う言葉があまり好きではありませんでしたが、やはり古典のお稽古に行くと何かが「リセット」される感覚はありました。
ダンサーさんがクラシックバレエのレッスンを大切にするのと同じです。
*1 これが古典と新舞踊で教室がわかれる理由だと思います。
古典舞踊は、藤間勘奈春として宗家藤間流の振りを大切に伝承します。
歌謡曲は、麻倉ゆうきとして経験を活かして新たに振付をします。
*2 たまに驚かれるのですが、私は今でも流派のお稽古に通っていますよ!皆さんにきちっと藤間流の踊りを伝承したいし、芸は一生勉強です!
両方選べる麻春会ならではの舞台
いわゆる「発表会」です。
わかりやすく発表会と言っていますが私の気持ちとしては「日本舞踊公演」です。役者が多く在籍していることもありますが、私自身も「舞台」の世界でずっと生きておりますので規模は小さくても舞台は大切な場所です。
発表会だから・・に続く言葉に良い意味はありませんよね。
でも上手い下手とかではないんですよね。気持ちと取り組み方を大切にしています。
そして、麻春会ならでは!がフィナーレが付いている事です。
普段お稽古している古典はカウントで振りは付いていませんが(三味線や唄に合わせる)フィナーレで使う曲はカウントで私が振付しています。
なので、古典も新舞踊もできる仕組みになっています。
新舞踊を選ぶ時の注意点
ちょっと難しいお話をしますね。
日本舞踊をやった事が無くても多分イメージにあると思います。
古典舞踊=固い(難しい)
新舞踊=自由(簡単)
このイメージは合ってるともいえるし、間違ってるともいえます。
いろんな教室があると思うので、あくまでも私の考えであり麻春会のやり方としておきますね。
まず、踊りの基本は同じだという事です。
それをどこまで追求するかは、皆さんのお稽古の目的にもよるのは古典も同じです。役者さんや舞台にプロとして立つ方が仕事に活かそうとお考えなら追求せざる得ないのはお判りですよね? 反対に、楽しさを優先させたいならゆっくりやっていけばいいと思います。
基本という意味では、踊りに限らず礼儀作法や常識のある行動なども同じです。
(古典では当たり前でも、新舞踊になるとこの事まで自由だと思われる方もいらっしゃるので・・)
違う事と言えば、ズバリ曲です!
三味線音楽なのか歌謡曲なのか。ここで初めて、新舞踊のほうが簡単と感じてもいいと思います。耳になじみのある歌謡曲の方が、歌詞の意味も聞けばわかるし聞きなれない三味線の音に合わせるより踊りやすいでしょう。(三味線音楽も聞いているうちになれますからね!)
最初から新舞踊を希望された方にも、古典と同じく日本舞踊の基本から始めます。そして、私が相応しい曲を選び、徐々に既存曲の中からやってみたい曲を選んで頂きます。(歌謡曲ですよ)
ここで注意点!(純粋にお稽古したいだけの方は関係ないお話です)
あらかじめ定番曲や麻倉selectionの中からお稽古しやすい~少し難しいけど踊れたら楽しい曲を選んで私が振付をして用意しています。
(必要に応じて増やしていきます)
ご自身で曲を選び、新たに振付して欲しい場合は振付料。
麻春会所有の振付を外部で営利目的で使用する場合は報告はもちろんの事、筋を通す程度の振り使用料がかかります。←先にお伝えしておきます
古典舞踊の世界では当たり前の事が、新舞踊だと「自由」だと解釈されるのを防ぐためそして何より著作権の無い振りや振付師という仕事を守る為にご理解お願いいたします。
文にするとかたっ苦しい印象ですね・・。でもよく考えたら当たり前の話です。麻春会は、お稽古する場所ですからね。
上記の文で、「え~、ダメなの~?」と思われた方はこちらのパターンをお選びください!
麻倉ゆうき個人に仕事の依頼を!
最終的に、私の宣伝みたいになってしまい申し訳ありません。
でもこの道に進んでいただければ、ご希望に沿って進めるようにご相談!になります。
こんな事言うのも、未遂で終わりましたがちょっとした実例がありまして・・
麻春会は自分の上達の為のお稽古場所。ピンポイントで公演やイベントの目的があるなら私個人に依頼してもらえればと思っております。
個人に依頼すれば、状況をお聞きして①振付や構成②振り渡し③上達の為のお稽古④舞台稽古や本番の見守りなどが可能です。
よくあるパターンだと、こうやってご縁ができた団体や劇団の皆様が普段のお稽古がいかに大切か気づいてくれて麻春会にお稽古にいらっしゃいます。
結論!
どこに行ったらいいのか迷う方は麻春会にお問い合わせを!
必ず貴方にあった道があります!
お待ちしてまぁ~す!